皆さんは、『魂』についてどのようなイメージをお持ちだろうか?
丸くて半透明、ふわふわして煙のような実態がなく目に見えないモノ。
という感じではないだろうか。
そして、死後は肉体から離れ、三途の川から天国や地獄などに逝く、とその様に思われているのではないでしょうか?
しかし、『魂』とは、元々霊界の存在だから、三途の川等は全く関係ありません。
それに、三途の川は、生前の顕在意識が視る川です。
その証拠として、顕在意識が視た川の事を記憶として残しているからである。
また、魂は、不滅の存在でもあります。
だから、人間の死後、目覚める場所も霊界なのです。
で、人間界に身体が誕生する順番がきた魂は、霊界の上の方に存在する「安らぎの世界」に移動します。
そして、そこで魂の頭上に人間界に繋がる細いヒモが伸びるのを待ちます。
そのヒモが伸びたら、人間界に身体が誕生した証となります。
次に、顕在意識について少し触れてみます。
『顕在意識』とは、身体の五感で情報を得て、記憶や判断をする意識です。
また、顕在意識は、肉体の全外周を覆っている透明な被膜の様なものです。
そして、内側の皮膚の下に存在する意識もあります。
この『顕在意識』を動かしているのが、魂なのです。
しかし、これは怨霊にとり憑かれていない場合の話になります。
では、怨霊にとり憑かれている方はどの様になっているのか?
怨霊とは言っても、元は普通の人間なのです。
しかし、寿命を全うすることなく途中で無念にも殺害された怨みの魂でもあります。
怨霊が存在し始めた当時の人間界は、理不尽に殺された方々が多くいました。
怨みを持ったまま亡くなると、地獄の少し上にある薄暗い『怨霊の林』と呼ばれる場所で目覚めます。
そこは、復讐したい相手の魂をその林に引きずり込む事ができる場所でもあるのです。
また、掴まえに行く場所は、楽園です。
目覚めた林から這って楽園まで登り、楽園に入ると復讐したい相手が特別明るく見え瞬時にわかるのです。
そして、その相手を捕まえた瞬間に重なってしまうのです。
その後、相手の自由が無くなり、そのまま目覚めた林まで引きずっていきます。
そこで、怨霊が魂の目を通して、誕生した人間を自在に操るようになるのです。
怨霊に掴った人間は、なぜ人生が上手くいかないのだろう?
それに、なぜ、身体や心がこんなにもキツイのだろう?と悩み苦しみます。
上記の全ては、怨霊の復讐によるものなのです。
その悩み苦しむ姿をみて、ざまーみろ!と復讐の成果を喜んでいるのです。
怨霊は自分が前世でされた事と似たような事を相手に行います。
さらに、元々積極的な性格から消極的な性格に変えられたりします。
また、周りに忌み嫌われる様に仕向ける事もあります。
霊界で魂が掴っていても、人間界に身体は誕生します。
だから、怨霊は、前世からとり憑いて人間が新たに誕生した事も全て知っています。
ところで、現在人のほとんどの方々は、前世の因縁、怨霊にとり憑かれています。
そして、如何なる理由があろうと、怨霊にとり憑かれた魂は、必ず地獄に堕とされます。
人間の死後は、魂が地獄に堕とされているため、漆黒の闇の中で目覚める事になります。
未来永劫、その闇の中で彷徨う事になるのです。
しかし、絶望するする事はありません!
今生に於いて影響をだしている前世の因縁、怨霊を除け、魂を上の楽園に上げる事で、死後の幸せが約束されます。