ようこそ 天 国 へ
天国とは、まさに天上の絢爛豪華な世界
私が導ける最高の極地
位置としては、魂の楽園 安らぎの世界より、遥天上に位置する華美で究極の世界。
天国には、ギリシャ神話に登場するペガサスのような天馬、いや、ギリシャ神話より遥かに素晴らしい黄金の馬や牛、それに金の鳥が空を飛び交う夢の世界。
ここに聳える館は、全て黄金で創られた宮殿のような建物ばかり。
その宮殿と宮殿の間は広々とした空間が地続きになっており、庭には水も滴るような青々とした、色鮮やかな芝生のような低草が辺り一面に敷き詰められている。
低草の上には大理石に似た石灰岩で造られたテーブルが乱雑に配置されている。
テーブル上には、色鮮やかな芳しい香りの、この世では視たこともないような南国の果物に似た果実が、これも金で編まれた籠に山盛りにされている。
果物籠の横にはワインボックス。
そのワインボックスには、天国で採れた果実を原料としたワインが、キラキラと輝く真珠のような氷中に埋まっている。
このワインも果物も誰でも自由に飲み、食せられる。
要するに、ここにあるものは全て天国に棲む人々の共有するものなのである。
更に、天国の住人は男女ともに貴族、或いは豪族が纏うような豪華な服を着用し、ダンスや娯楽に明けくれている。
が誰一人批判する者など皆無で、日常の風景を前に談笑されている。
疲れると清水で体を清め低草の上に身体を横たえ休憩する。
最高の安らぎの場、とも云えるのだ。
以上が天国の日常なのである。
人間界の天国とは、意識(心)の中に広がる華美で究極の世界なのである。
しかし、ここは誰でもいける、という領域ではない。
ましてや「魂の楽園 安らぎの世界」同様、人間の力で上がれる場所ではないのだ。
この天国という領域は、神々の管理する場所。
故に、この場所に上がられた方々の魂は、準神としての地位を得たことになる。
そして、魂が準神となった人間界の方々に誹謗中傷をすると天罰が下る事になる。
さらに、天国の住人となった方々は、二度と人間界に降りる事はない。
人間界に身体がある間は、天国の入り口までしか入れないが、
死後、黄金の宮殿の中に入り過ごす事になる。
夢の様な豪華絢爛な黄金の世界で目覚める事になる。
そして、この夢の様な世界が未来永劫果てしなく続く。
これは、仏教の世界ではない。
実際に、数名から数十名の方々の魂が天国に入っている。
(数十名とは、一番最初に地獄から引き揚げた方々の事。
当時は魂を上げるといえば、天国しかなかった。しかし、そこが天国とは思ってもいなかった。)
これは言葉だけの世界ではない。
本当に魂が上がる。
そして、それが人間の五感でいずれ感じられる様になってくる。
顔や体から醸し出る雰囲気も全て変わってくる。
この天国は、夢物語ではなく、私の導きで実際に魂が入れるのである。