赤い糸と腐れ縁

 

 

『赤い糸』とは、男女を結ぶ運命の糸と表現されている。

 

出会った瞬間に何かを感じたり、一目ぼれをしたり。

 

目に見えない特別なもので結ばれている、それが運命の赤い糸、と。

 

逆に、離れたくても別れる事ができない腐れ縁。

 

実は、そのどちらにも前世の因縁、怨霊が関わっているのです。

 

 

男性にとり憑いている怨霊の大半は、復讐を目的としています。

 

その為に、オンナで苦労させてやる!と、

 

クズの様なオンナはおらんか~?と、大声で怨霊の林で問いかける、と。

 

女性に憑いている怨霊が、

 

「お~い!ここにおるぞ~!」

 

と応えてくるのだそう。

 

勿論、女性に憑いている怨霊が、

 

「どこかクズの様なオトコはおらんか~?」と

 

声をかける場合もある。

 

そして、怨霊同士が、

 

「「じゃあこいつらを人間界で一緒にするか!」」

 

と、話し合って『くっ付けられ組』が誕生するのである。

 

女性にとり憑いている怨霊の多くは、前世の旦那であることが多い。

 

その理由で一番多いのが、前世の女房に対しての未練である。

 

何故とり憑いているのか?と聞けば、

 

生きている時は、女房を踏んだり蹴ったりしていたが、

 

例え死んでも女房は自分のモノだから、や体に未練を持ちなどと身勝手な理由でとり憑いている。

 

中には、復讐の為に憑いているモノも勿論いる。

 

が多くは、身体目的でという事になる。

 

しかし、女性にも女の怨霊がとり憑いている事もある。

 

その場合は、理不尽にも女から殺された怨みで憑いているのがほとんど。

 

しかし、

 

「あの方を一目みて、私もお姫様になりたくて」と

 

いう理由でとり憑いていた少女もいた。

 ※(前世でお姫様だった女性に憧れてとり憑いてしまった百姓のムスメ!)←詳しくはコチラへ

 

 

話は逸れたが、女性に憑いている前世の旦那は、

 

人間界でジブンよりも良いオトコと一緒にさせたくない!という思いがあるという。

 

その為に、クズの様なオトコはいないか?と探すのだ。

 

人間界に降りたら、やっぱり誰かと一緒にさせないといけませんから、

 

誰かいないかな~と探すのですが、わたしより良い男とは一緒にさせません!

 

という怨霊もいれば、

 

自分だけのモノにしておきたいので生涯、男と縁を持たせない様にしています、

 

という怨霊もいる。

 

それに、

 

例え、結婚したから大丈夫!なのではなく、

 

怨霊同士が話し合って一緒にした、くっ付けられ組の二人は、

 

全く性格が合わない者同士が一緒にさせられている事がほとんどなのだ。

 

合わなければ別れればいいと思われるだろうが、

 

怨霊は別れさせず『苦』を味合わせるのである。

 

DVに関しても、

 

第三者からすれば、暴力を振るわれているのに何故一緒にいるのか?と思うだろう。

 

しかし、当事者は、

 

「良い所もあるし、普段は優しいから」

 

などと言って別れられない。

 

それは、怨霊が

 

「大丈夫。我慢すればまた前の様に戻るから」

 

と耳元で囁いているのだ。

 

そうすると、

 

『そう。あの人も変わってくれるかもしれない』

 

と人間界の自分がそう思うようになり、

 

離れる事ができなくなる。

 

男を見る目がない!女運がない!と異性で痛い思いをしている方々は、

 

上記のように怨霊によって導かれているからなのだ。

 

自分で選んでいると人間界の自分は思っているが、選ばされている、という事なのだ。

 

ほとんどの方は、自分の人生の選択をさせられているなんて思わないだろう。

 

それが復讐の一環だとも知らずに生かされているのだ。

 

人間界では、何故か苦労を美徳と捉える節がある。

 

しかし、その考え方も憑いている怨霊のマインドコントロールであるから恐ろしい。

 

本当の心の安らぎや平穏というのは、苦労したから、徳を積んだから得られる、というのではない。

 

一度でも怨霊にとり憑かれたら最後、必ず地獄に堕ちると決まっている。

 

霊界というのは、心の中に存在している。

 

怨霊に憑かれるという事は、自身の魂が地獄の入り口の少し上の怨霊の林に引きずりこまれている。

 

人間界でどれだけ幸せそうな家庭に見えても、裕福であっても怨霊にとり憑かれているという事は、

 

心の中に怨霊という闇が巣くっているという事だ。

 

逆に、魂が、「魂の楽園 安らぎの世界」もしくは、「天国」にあがっている方々というのは、

 

心の中がキラキラ輝いている。

 

上の世界そのものなのだ。

 

だから、怨霊からみたらその方々はまぶしく光っている、という。

 

その為に見ることができなく顔を背けるしかなくなる。

 

魂を上にあげるときは、ご夫婦ならば必ずご一緒にあげる事をおすすめしている。

 

何故なら、お一人だけ上に上がられるだけだといずれうまくいかなくなるからだ。

 

よくあるのが、

 

奥様が、旦那さんに黙って旦那さんの魂も上にあげてほしい、と依頼される事が多い。

 

人間界の旦那さんはそんな事は全く知らないが、魂は、上に上がっている。

 

その事を私が魂に説明する。

 

お前を助けたのは、人間界のお前の奥様の依頼で上に上げたのだから、

 

生涯大事にするように、しつこく忠告する。

 

そうすると、人間界の旦那さんは無意識に、

 

「大事にしなければ!大事にしなくてはいけない!」

 

と思うようになる。

 

魂が上にあがるという事は、

 

今までは怨霊が復讐の為、欲望の為に導いていたのを、今度は、自身の魂が人間界の自分を導く事になる。

 

自分自身の事なのだから、悪い方向などに導く事はない。

 

間違った方向にいこうとすると、何故か嫌な気持ちになったりして教えてくれるようになる。

 

自分にとってよくない人が近づかないようにしてくれたり、よくない場所、とくに職場などに関してもいずれ何かしら結果を出してくれる様になる。

 

このようにして悪い縁は切れ、良い縁を繋ぐように上から導いてくれるようになるのだ。

 

今の人間界のほとんどの方々は、怨霊にとり憑かれている。

 

しかし、怨霊に憑かれていない人も中にはいるのだ。

 

人間界で男女が一緒になる事を霊界で話し合うのであれば、怨霊同士でなく、自身の魂同士の方がいい。

 

これこそが、本当の「運命の赤い糸」だろう。

 


男女間のトラブル事例