地獄の淵に落とされた魂の救済
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地獄の淵とは、地獄の入り口の事なのである。(死後はそのまま漆黒の闇へと落ちる)
ここには、前世の因縁、怨霊を除けると必ず落ちるようになっている。
が例え、除霊をしなくても最終的には怨霊に落とされる定めとなっている。
しかし、一度落とされると二度と助かる方法はない。
では、なぜ地獄ではなく淵に、なのか?
と云えば、地獄の中は死者の入る場所。
生者は、頭上に先祖へと続く細い紐が伸びているため下に堕ちる事はない。
故に、この紐があるうちは中に落ち込む事はないのである。
が死後、紐が切れるとそのまま地獄へと落ちてしまう。
だが、殆どの人は地獄へ落ちる、などと言う事は知らない。
また、前世の因縁である怨霊の存在も知らない。
故に、怨霊や地獄の淵等々などと書いても、誰も理解できないであろう。
では、なぜ怨霊は地獄へと落とすのか?
と云えば、復讐の最終仕上げとしてなのだ。(怨霊は前世の復讐をする為にとり憑いている)
しかし、生存中、たとえ淵で止まるとは言え、地獄に落とされた魂は、なぜか両手を後ろ手に縛られており、しかもクビまで吊られ身動きできないようにされているのだ。
そして、そこに屯する化け物の餌食となり、精神的、肉体的にも悲惨な結果を伴うのである。
これらの化け物は多種多様である。
これは決して御伽噺の世界ではない。
実際にこの化け物にとり憑かれていた方の魂を当初、天国の入り口まで引き上げた事も多々あるのだ。
一般の方が落ちる地獄とは、漆黒の闇が広がる砂漠のような所。
逝けども逝けども行きつくことのない闇の世界。
それが地獄なのである。
私は、私の意志で人間を天国にあげる事もできるが、地獄にも落とせるのだ。
ところで、最近わかった事がある。
それは、地獄に堕ちている病院が多いという事だ。
そこに入院する方々は、身体を良くするために入っているはずが、
地獄に巣くう蟲に血を吸われ、図らずも命を無くしている方が多いように思う。
よく、あそこの病院に入院すると生きて出れないというような噂のあるところは要注意。