生霊の正体


 

 

生霊とは『生きている人間の霊魂が体外に出て自由に動き回るといわれているもの』

 

  (人間の霊(魂)は自由に体から抜け出すという事象で、広辞苑によれば、生霊は生きている人の怨霊で祟りをするものとされているが、実際には怨み以外の理由で他者に憑く話もあり、死の間際の人間の霊が生霊となって動き回ったり、親しい者に逢いに行ったりするといった事例も見られる)wikipedia抜粋

 

 

生霊とは、世間では概ね前述されているように認識されているようである。

 

 

が、実際は多少違う。

 

 

先ず、『霊魂が体外から出て、や身体から抜け出す、死の間際の霊が生霊となって・・・・』

 

 

と記載されているが、これらは、全て無知な人間が記した戯言だと言っても過言ではない。

 

 

これでは、生霊の実態をあまりにも知らなさ過ぎると云わざるを得ない。

 

 

 

実際の生霊とは、人間界の霊と云うことになる。 (※霊を大別すると人間界の霊と霊界の霊とに分類される。)

 

 

生霊とは、所謂顕在意識なのだ。(顕在意識とは身体の周りを覆う透明の被膜)

 

 

 

だから、霊魂が体外から出て、等々は全く当てはまらない

 

 

元々、顕在意識は身体を覆っているものであり、霊魂とは全く違う。

 

 

霊魂は魂であり、霊界に存在するものなのだ。

 

 

 

故に、人間界に出て飛ぶ、などと云うバカなことは絶対あり得ない。

 

 

 

 

人間界で飛べる意識と云えば、顕在意識しかないのだ。

 

 

 

 

そして、死後身体から離れ人間界を浮遊するのも顕在意識。

 

 

 

 

だが、顕在意識は肉体が死滅したあと、人間界を彷徨う悪霊と呼ばれるような霊に変貌することもある。

 

 

 

 

が残留思念とも呼ばれているように、悪霊に変貌したところでそれ程大した能力はない。

 

 

 

 

巷の霊能者の云う悪霊とは、この肉体を亡くした顕在意識のことを指すようである。

 

 

 

 

また、この世を彷徨う霊が、顕在意識、などと知っているものは誰一人いない。

 

 

 

 

だから、霊界の霊と人間界の霊が一括りに認識されてしまっているのだ。

 

 

 

 

俗に云う、人間界を彷徨う幽霊とは、肉体を亡くした顕在意識なのである。

 

 

 

 

それに、死の間際、夢枕に立つ、や親しい者に逢いに逝くのも顕在意識。

 

 

 

 

身体に障りを出す霊と云えば、前世の因縁、怨霊となった死霊のことなのだ。

 

 

 

 

これこそが霊界の霊なのだ。

 

 

 

 

この前世の因縁、怨霊は人間界にでることはできない。

 

 

 

 

しかし、想像上で姿を現すことや、物品を動かしたりラップ音を出したりすることはできる。

 

 

 

 

また、色んな動物や人間にに化けることもできる。

 

 

 

 

今生で人間を惑わし害を為す唯一の霊が霊界の霊なのである。

 

 

 

 

この前世の因縁、怨霊は霊能者程度の人間では呼び出すことは愚か除霊することなど全くできない。

 

 

 

 

では、顕在意識とは、をご説明する。

(顕在意識とは心中に明瞭に自覚されている意識)wikipedia

 

 

 

 

顕在意識とは、肉体を自由に動かすことのできる唯一の意識。

 

 

 

 

また、臨死体験で三途の川を覗くことのできる意識でもあり、幽体離脱する意識でもあるのだ。

 

 

 

 

なぜ、顕在意識は幽体離脱や三途の川に逝くことができるのか?

 

 

 

 

と云えば、顕在意識は人間の身体を覆う固有の意識として肉体と重複して存在しているからだ。

 

 

 

 

故に、必要に応じて肉体から離れることもできるのだ。

 

 

 

 

それに、幽体離脱や三途の川を覗いたことを覚えている意識と云えば顕在意識しかないからだ。

 

 

 

 

もう一つの意識、潜在意識はたとえ、三途の川に付いての知識があったにしてもしゃべることなどできない。

 

 

 

 

また、魂も同じしゃべることなどできない。

 

 

 

 

故に、知識として記憶した思いを自由にしゃべることの出来る意識と云えば、顕在意識しかないのだ。

 

 

 

 

生霊は、嫌な人間や恨みのある人間にとり憑くと云われている。

 

 

 

 

これは、嫌な人間や恨みのある人間のことを知っている意識、と言わざるを得ない。

 

 

 

 

これこそ、生霊は顕在意識であると断言できる証でもあるのだ。

 

 

 

 

また、潜在意識は前世の顕在意識なのだ。

 

 

 

 

 

肉体が滅びると、顕在意識は速やかに離れ、次の身体が誕生するまで彷徨うこととなる。

 

 

 

 

そして、次の身体が誕生すると共に、その身体を覆うようにして包み込む。

 

 

 

 

それに、前世での事を話す幼児が居ると訊く、がそれこそ前世の顕在意識がまだ潜在化していない証拠でもあるのだ。

 

 

 

そのご、幼児の五感が発達するにつれ潜在化して前世の記憶も薄れていくことになる。

 

 

最後に『生きている人間の霊魂が体外に出て自由に動き回る。人間の霊(魂)は自由に体から抜け出す。

 

 

 

生霊は生きている人の怨霊で祟りをする。実際には怨み以外の理由で他者に憑く話もあり、死の間

 

 

 

際の人間の霊が生霊となって動き回ったり、親しい者に逢いに行ったりするといった事例も見られる、

 

 

 

等々であるが如何に世間の常識がずれているのか、を知って頂けただろうか。


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