天国から排除
天国から排除された魂とは、天国での規律や規則等々に背いた魂たちの事をいう。
今回、天国会のメンバーの一員である、5名のうち3名の魂が、天国より1つ下の安らぎの世界や地獄に落とされている事がわかった。
天国会とは、魂が天国に上がられた方々の集まり。
その方々とは、私の妻が人間界で私と出会うまでに、自分の中の漠然とした悩みの解決策を求め、
各方面の内外(占い師や霊能者、宗教団体等)間を放浪していた時に、常に妻に付き添い行動を共にしていた方々なのである。
私と出会ってその事を妻から聞き、妻を信じて無条件に追随した事に感謝し褒賞として人間界の魂では入る事のできない絢爛豪華の極地である天国に上げてやったのだ。
そして、天国に入国すると、末端ではあるが神々の一員となる。
故に、天国人に誹謗中傷や悪意を持った言動や行為、行動をし、迷惑をかけた者たちには、即天罰が与えられる。
その事例として、天国にあがられた方々の最初の頃、一般の人からそれぞれ誹謗中傷を受けたとの連絡が入る。
すると、口撃を加えた者は、数日後、口の中が腫れ、物が食べられなくなりガリガリに痩せていった、との知らせである。
所謂、これが天罰なのだ。
ある人は、社内で上司より日々嫌がらせを受け困惑していた。
それも、もう辞めようか考える程ひどかったのだ。
が、どうにでもなれと開きなっていたら、
相手が異例の異動をさせられる事になったという。
次は、天国から排除された方の一例を記す。
ある方は、非常に潔癖症な魂でとにかく細かい性格で相手に厳しく接していた。
それに、協調性にもかけるとみなされ、天国から排除された。
ある方は、手癖の悪さと人の話を横取りし、常に自分が主体となるよう仕向けるため、
天国のジュウニンとの衝突が増える。
その為、天国から排除された。
また、ある方は、とにかく常日頃揉め事(喧嘩)を起こし、みんなを煽動することで、排除されたのだ。
しかし、上記の様に性悪さが際立っている魂でも、実際の人間の性格はそれほど悪くない。
というのも、今生の人間は前世の記憶を消され誕生しているが為、平穏に過ごしているかのようにある。
しかし、本性は、魂と同じ残酷さを心の奥底に秘めている。
それは、今生に誕生している多くの男性の場合、前世では、少なからず人を殺めているからである。
故に、今生で呪われている人生を送らされているのだ。
所謂、前世で殺めたニンゲンが怨霊となり、とり憑き復讐を企てているのである。
ところで、私は、人間と魂の性格等は、これまでほぼ同一だと思っていた。
ところが、魂を安らぎの世界に上げられる様になった事で、違うという事がわかったのだ。
というのも、安らぎの世界からも地獄の底に追放されているモノがいたからだ。
何故、追放されたのかを安らぎの世界の責任者に聞く、と上記したような揉め事が原因だった。
ここでも揉め事、天国でも揉め事、このような魂は、どこに居ても揉め事を起こすのだ。
ここで初めて、人間の性格と魂の性格の違いをはっきり知ったのだ。
人間の男性の前世は、元々人を殺すぐらい短気なので気性が荒いのだ。
何故今頃、魂の気性の荒さに気付いたのか。
といえば、これまで魂は、怨霊にとり憑かれ、身動きできないようにされていたからわからなかったのだ。
なので、本来の暴力性は、陰を潜めていたのだ。
しかし、私の除霊という怨霊を除ける作業で、解放された魂は、いずれ地獄に落ちる為、会う事がなかった。
その為、魂の本性等には気付かなかった。
というよりも、当時は魂と話す要件などがなかったのだ。
故に、安らぎの世界にあげて初めて魂と会話をする様になったからだ。
どこに上げても下に落とされる魂は、このままにしておく訳にはいかない。
何故なら、人間が死ぬと魂の居る場所で意識と入れ替わって目覚めるからだ。
その為、下に落ちた魂の処遇に困る事になる。
だから、下に落ちた魂とは縁を切るか、新たに安らぎの世界のジュウニンである魂と繋げるか、だ。
魂を上げるという方は、死後地獄で目覚める事を知っている方々なのだ。
(世間の方々は魂について、大変誤解されてるようだが、丸いものや光るものではない。魂とは200年~300年前の自分自身、ニンゲンなのだ。)